◆ひまわりネットワーク特別番組「中国二胡のふるさとを訪ねて」◆
2006年5月13日〜23日 「中国・二胡のふるさとをたずねて・・・」というテーマで、中国全土でテレビ番組の撮影に行きました。この模様は、2007年東海ケーブルネットワーク(4県23局)で一斉放送されました。
劉天華の旧居(江陰市)にて
劉天華(1895−1932) 中国現代民族音楽家。
本来、二胡は合奏での演奏スタイルが主流でしたが、劉天華によって独奏楽器としての可能性が広がりました。
彼の作曲した代表的な作品は「光明行」「月夜」など。50曲近い二胡練習曲を作曲、琵琶などの曲も作曲しました。これらの作品では、さまざまな二胡の表現力を出し、その奏法の幅を大きく広げました。中国二胡学習者は必ず学ばなければいけない大切な曲ばかりです。
阿炳
民間芸術家。無錫の名所「天下第二泉」を、若いときよく訪れたという。月明かりのもと、忘れられない神話的な景色
中年になり失明し、そのときここで作曲した「依心曲」と呼ばれた曲は1950年再録音し「二泉映月」が生まれました。この曲は阿炳の人生の曲です。

阿炳塑象前(無錫市)

天下第二泉
2010年上海万博開催予定地
2010年上海万博開催予定地は、これから工事が始まります。万博会場の真ん中には大きな川が流れ、その両岸から工事を進めるとのこと。その川にかかる大きな橋の上での写真です。ここからは」、国際都市上海の風景が一望できる素敵な場所でした。

2010年この場所で、日本の二胡が大好きなみなさんと一緒に、「川の流れのように」を世界に向けて二胡で奏でます。

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